有隣

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.F00225

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.3cm   横長さ : 6.8cm  耳の厚さ : 0.35cm

画題

丸窓杓子擂鉢図

: 陸奥国 (青森県・岩手県・宮城県・福島県)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成20年02月28日

(金粉銘) 有隣

 

縦丸形、赤銅石目地、鋤出彫、据紋象嵌色絵、和歌金消象嵌、角耳小肉、片櫃孔

説明

 有隣(ありちか)は江戸時代後期の会津正阿弥派に属する金工で、一門中の巧手とされる。

 この鐔は、赤銅石目地に、表は右上方には丸窓に見たて富士に松をあらわし、擂鉢(すりばち)、擂粉木(すりこぎ)、杓子(しゃくし)を銀や素銅の据紋であらわし、金色絵をくわえている。裏には、「曲がりても 杓子は物を 救うなり 直(すぐ)なようでも潰す摺(すり)こぎ」の道歌を金消象嵌であらわした面白い画題となっている。手擦れもなく、コンディションは良好となっている。

備考

 

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