特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper |
No.F00111 |
桐箱 |
参 考 品 |
竪長さ : 7.2cm 横長さ : 6.5cm 耳の厚さ : 0.6cm |
画題 : 四方環図 |
国 : 尾張国 (愛知県-西部) 時代 : 桃山時代 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書 平成10年06月30日 |
銘 : (無銘) 金山 |
|
木瓜形、鉄槌目地、焼き手仕上げ、角耳小肉、両櫃孔仕立 |
|
説明 : 金山鐔は尾張鐔と並ぶ室町期を代表する透鐔であり、その彫法や文様は共通するところがあるが、金山の方が鉄色にやや黒味があり、鉄骨も粒状や塊状のものがいかにも手強く野趣がある。 箪笥などの引出の取っ手を図案化したものであろうか。小振りにて重ねは厚く、地鉄は黒光りし、身を中心に盛んに鉄骨が表れ、いかにも金山鐔らしい力強い鐔である。 |