大刀剣市 カタログ掲載品
古赤坂

特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.F00108

鐔名作集 刀装小道具講座 所載

桐箱 佐藤寒山先生箱書

     参 考 品

竪長さ : 8.2cm   横長さ : 8.1cm  耳の厚さ : 0.6cm

画題

桐左右三階菱図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 桃山時代

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀装具鑑定書

平成21年06月

(無銘) 古赤坂

 

丸形、鉄地、地透、毛彫、丸耳

説明

赤坂鐔は江戸の赤坂に居住したところからこの名があり、江戸初期、寛永ごろの忠正を初代として幕末まで栄え、上三代は無銘である。有銘のものは四代の彦十郎忠時からであり、八代まで同銘をきる。一般に三代までの無銘の作を古赤坂と呼んで珍重し、その作風を見ると尾張や古正阿弥の影響が感知される。

この鐔は、「鐔名作集」「刀装小道具講座」に古赤坂の名鐔として紹介されているが尾張鐔と極める鑑定家も多い。ともあれ大振りの一枚にて紫錆の鉄色をした力強い地鉄は素晴らしく桐に三階菱の透しも見事である。

備考

鐔名作集 刀装小道具講座 所載

佐藤寒山先生箱書

「初代赤坂 桐三階菱透鐔」

「丸形 鉄地 上下五三桐左右三階菱透 無銘 赤坂初代 名品也 昭和己酉年師走 寒山誌(落款)」

古赤坂1
古赤坂2
古赤坂3
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古赤坂7
古赤坂8
古赤坂9
古赤坂10

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