保存刀装具 NBTHK Hozon Paper |
No.F00064 |
桐箱 |
売 約 済 |
竪長さ : 8.85cm 横長さ : 8.6cm 耳の厚さ : 0.65cm |
画題 : 時雨亭図 |
国 : 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部) 時代 : 江戸時代後期 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 平成19年12月25日 |
銘 : (無銘) 赤坂忠時 |
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竪丸形、鉄槌目地、地透、毛彫、丸耳、両櫃孔 |
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説明 : 赤坂鐔の図取は、尾張風と肥後風の他にいかにも赤坂風といえるものがある。その代表的なものが時雨亭であり、この図取は赤坂各代が製作している。 忠時は、赤坂四代(宝永-延享)〜九代(幕末)まで、六名いる。つまり、赤坂鐔初代〜三代まですべて無銘であり、在銘のものは四代忠時からである。この鐔は、保存刀装具の鑑定で単に忠時のみに極められ、代別が記されていないが、大振りの鐔、切羽台の形、責鏨の独特の形などから七代忠時の作と思量される。七代忠時は、寛永八年、家督を相続し、文化二年に没している。 |