|
No.E00002 |
桐箱 |
売 約 済 |
横幅 : 63.7cm 高さ : 30.0cm 奥行 : 17.0cm |
画題 : 日の出に若松図 |
時代 : 明治-大正時代 |
鑑定書 :
|
銘 : (無銘) |
|
金梨子地金高蒔絵塗 |
|
説明 : やや高さを抑えめにして、横幅を広めにとり、型の良い二段掛の刀架である。上の部分を日の出に見立てて曲線を強く出し、如何にも風流さが窺える。 表側の左半分は若松に力強い流水、処々に若竹に草花を描き、右半分は若松に竹、草花のみを描いている。立ち昇る朝日に若松に流水が映えている。裏側は中央に静かな湖を、廻りに若松に若竹を描いている。曲線を夕日に見たて、静寂な湖に、曲線との空間がさらなる物静けさを物語っている。 刀架というよりも寧ろ床の間の置物にふさわしい工芸品であり、保存状態も良く、製作年代は明治から大正期にかけてのものと推察される。 |
|
備考 : 刀架のコンディションは、ほぼ未使用に近く状態は良好です。 箱は古いものですので少し割れがありますが、裏側から和紙で補修しています。
|