後藤一乗

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00154

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.4cm   横長さ : 6.9cm  耳の厚さ : 0.4cm

画題

雪華文散図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成14年10月18日

嘉永七寅年孟秋

東武において伯応作

 

切込木瓜形、鉄磨地、紋刻印、金布目象嵌、打返耳、両櫃孔

説明

 後藤一乗は、後藤家の掉尾を飾る名工である。寛政三年に後藤家の分家である七郎右衛門家:四代重乗の子として京都に生まれた。九歳の時、八郎兵衛謙乗の養子となり、十一歳で半左衛門亀乗について彫技を学んだ。十五歳の時、養父の死に伴い家督を相続し、兄に是乗光熈、弟に久乗光覧がいる。彼ははじめ光貨といい、ついで光行、さらに光代と名乗り、文政七年三十四歳の時、光格天皇の御剣金具を製作した功により法橋の位を授かり一乗と号し、文久二年には光明天皇の御太刀金具を製作し、翌年、法眼に叙せられた。明治九年八十六歳で歿している。

備考

 

後藤一乗1
後藤一乗2
後藤一乗3
後藤一乗4
後藤一乗5
後藤一乗6

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