成木一成

無鑑査 Mukansa

No.B00145

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.8cm   横長さ : 7.7cm  耳の厚さ : 0.7cm

画題

瑞雲に雁図

: 岐阜県

時代 : 現代

鑑定書

一成造

 

丸形、鉄地、地透、丸耳、両櫃孔

説明

 成木一成氏は、昭和6年生まれで、故高橋介州氏に師事した。成木氏は長年にわたり、尾張・赤坂・金山鐔などの鉄鐔の復元を試み、自ら材料の砂鉄を全国各地から集め、自家製たたら製鉄によってその地鉄の再現に努めた。また、鉄地の表面処理の焼手腐らかし技法の復活にも挑戦しせいこうするなど、氏独自の鉄鐔の世界を展開している。平成21年に無鑑査に認定されている。

 やや縦丸形で、中低にて、耳は厚い。鉄槌目地は錆色も美しく、瑞雲に雁の図柄で尾張鐔を写したもので耳には鉄骨もみられる。

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