楽寿

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00142

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 8.0cm   横長さ : 7.7cm  耳の厚さ : 0.45cm

画題

対貝図

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成26年10月31日

(無銘) 伝楽寿

 

変り二ツ木瓜形、鉄地、地透、丸耳

説明

 神吉家は林又七の流れであり、祖父:寿平の再来といわれ、金象嵌は又七に迫るほどの技倆を示し、また地金の鍛えも優れ、蟇肌という独特の変化を工夫、表現して成功している。神吉家は茎孔の上下に特殊の打込み鏨を用いているので、二代:深信、三代:楽寿の作鐔は無銘であってもその識別が可能である。

 左右対称に蛤であろうか、貝を2枚対としている。大振りな鐔で地鉄も羊羹色に艶があり、中心孔の隠し鏨も神吉楽寿のものとなっている。

楽寿1
楽寿2
楽寿3
楽寿4
楽寿5
楽寿6

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