八代甚吾

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00116

平田・志水 伊藤満:著

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.1cm   横長さ : 6.7cm  耳の厚さ : 0.3cm

画題

菊花図

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成24年03月01日

八代甚吾作

 

竪丸形、鉄槌目地、透出彫、銀布目象嵌、丸耳

説明

 丸形に近い長丸形で、表裏の地面いっぱいに袋菊を表現している。やや具象的な菊である。平地には大きな変化はないが、焼き手による微妙な変化と丸みがあり、この鐔の鑑賞価値を高めている。特別な注文であろうか、銘を裏側に切っている。「八代甚吾作」だけでは、三代との区別が困難であるが、三代永次の「甚吾」銘とは書風が異なっている。

備考

平田・志水-肥後の金工 平田・志水各代とその作品 伊藤満:著

268頁 所載 「四代志水甚吾」

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