保存刀装具 NBTHK Hozon Paper |
No.B00099 |
林・神吉 伊藤満:著 所載 桐箱 |
売 約 済 |
竪長さ : 8.1cm 横長さ : 7.9cm 耳の厚さ : 0.5cm |
画題 : 蜘蛛巣図 |
国 : 肥後国 (熊本県) 時代 : 江戸時代後期 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 平成24年03月01日 |
銘 : (無銘) 神吉 |
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八角形、鉄磨地、地透、丸耳 |
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説明 : 神吉家は林又七の流れであり、初代:寿平正忠の時、藩命によって林家に入門し肥後細川家の抱え工となった。二代深信、三代楽寿は共に名工の誉れが高い。 本作は、撫でた八角の中に蜘蛛の巣を透かしている。珍しい形であるが、この図は「神吉鐔絵本」に載っている。ゆったりと肉を持たせた平地に正確に透しを施していて、印象的には穏やかである。仕上がりは抽象的な造形になっていて近代的である。茎孔の下部には太い鏨で3つ、上部には細い鏨で2つ刻印を打っている。 |
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備考 : 林・神吉-肥後の金工 林・神吉各代とその作品 伊藤満:著 265頁 所載 「三代神吉楽寿」 |