西垣勘四郎

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00098

西垣 伊藤満:著 所載

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.9cm   横長さ : 7.4cm  耳の厚さ : 0.5cm

画題

巣籠鶴図

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代中期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成24年03月01日

(無銘) 西垣

 

変り形、鉄地、地透、毛彫、丸耳

説明

 樹上に巣を造るのはコウノトリであるが、形や大きさが鶴に似ているため、江戸期には混同されていた。これは、まさに樹上に羽根を休めて営巣している鶴をデザインしたもので、林派の図とされていて「神吉鐔絵本」にも載っている。しかし、この図は下手な脇物が多く、正系のものは稀である。この鐔は、正しい透かし、きりっとした鶴の顔つき、誇張のない穏やかな肉取りも好ましく、二代作と思われる。

備考

西垣-肥後の金工 西垣勘四郎とその作品 伊藤満:著

142頁 所載 「二代西垣勘四郎」

西垣勘四郎1
西垣勘四郎2
西垣勘四郎3
西垣勘四郎4
西垣勘四郎5
西垣勘四郎6
西垣勘四郎7
西垣勘四郎8

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