蝦夷

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00068

桐箱

     売 約 済

表:竪長さ : 3.4cm   横長さ : 1.9cm

裏:竪長さ : 3.3cm   横長さ : 1.8cm

画題

獅子図

時代 : 室町時代

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成22年12月22日

(無銘) 蝦夷

 

四分一地、容彫、金色絵

説明

南北朝期から室町期にかけての装剣金工に、蝦夷と汎称される一群の金工がいる。彼等は蝦夷金物と通称される装剣具を製作しているが、その地金は、白みがかるものから黒みがかるものまで様々な山銅を使用して、全体に金鍍金を施し、時代を経るにしたがって古色溢れる独特な味わいのあるものになっている。

本作は、やや小振りながら、獅子を配した図柄となる。山銅地に金鍍金を施し、磨り剥がしの味もよい。製作は室町期と鑑せられ、古雅で味わい深い作域となり、その時代感は充分に示された優品である。蝦夷目貫には、動物・草花の図柄が多く用いられるが、本作は動物の図柄にて縁起の良い獅子となっている。

蝦夷1
蝦夷2
蝦夷3
蝦夷4
蝦夷5
蝦夷6
蝦夷7
蝦夷8
蝦夷9
蝦夷10
蝦夷11
蝦夷12
蝦夷13

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