後藤光守

特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.B00055

桐箱

     売 約 済

縁 長さ : 3.75cm    : 2.3cm  高さ : 0.8cm

頭 長さ : 3.3cm    : 1.75cm  高さ : 0.7cm

画題

鈩仕立

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀装具鑑定書

平成12年02月28日

割銘 光美(花押)

 

素銅鈩地(やすりじ)、毛彫

(附)素銅地 栗形の鵐目(しとどめ)

説明

 後藤桂乗光守は後藤宗家:十二代目寿乗光理の三男で、寛保元年に生まれ、実名は光儔、俗名は吉五郎といった。十三代目の光孝に後継者がいなかったので、兄である光孝の養子になり、光孝の没後宗家十四代目を継ぎ、後藤四郎兵衛光守と名を改めた。明和から享保にかけておよそ20年間にわたり活躍する。

 やや赤味がかった素銅の磨地に細かな猫掻き鑢を丁寧にかけ、縁と頭に各々半月の中に「光守・花押」とさりげなく絵風に入れ、如何にも粋に仕上げた縁頭である。素銅地の栗形の鵐目(しとどめ)も同作である。光守の自身作は少なく、本作は、特別注文によるものであろうか、後藤家にはあまり多く見られない素銅地に猫掻き鑢目にて丁寧に仕上げられた作品である。

後藤光守1
後藤光守2
後藤光守3
後藤光守4
後藤光守5
後藤光守6
後藤光守7
後藤光守8
後藤光守9

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