保存刀装具 NBTHK Hozon Paper |
No.B00045 |
桐箱 畳紙 |
売 約 済 |
竪長さ : 7.1cm 横長さ : 6.8cm 耳の厚さ : 0.7cm |
画題 : 福槌図 |
国 : 尾張国 (愛知県-西部) 時代 : 江戸時代中期 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 平成16年04月13日 |
銘 : (無銘) 大野 |
|
竪丸形、鉄槌目地、肉彫、地透、角耳小肉、両櫃孔 |
|
説明 : やや小振りで、厚手な造込み、耳から切羽台に向かってわずかに肉を落とし、地鉄はやや黒みがかり、耳には金山鐔以上に鉄骨が出て力強い。耳を中心にいたるところに鉄骨がでており、まさに鉄骨のお手本のような鐔である。図柄は福槌を大模様に肉彫地透している。姿・地鉄・図柄すべてが大野らしさを物語っている。これほどに厚手で、鉄骨のみなぎった強靱な地鉄であれば、柳生連也斎流の「臼に入れて、力まかさにつかせ、叩かれてもびくともしなかったであろう。」 図柄も大黒様の持つ福槌を留守模様であらわし縁起がよい。 |