保存刀剣 NBTHK Hozon Paper |
No.A00396 |
白鞘 金着太刀ハバキ |
売 約 済 |
刃長 : 77.6cm (2尺5寸6分) 反り : 2.5cm (7分半) 元幅 : 3.3cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.6cm |
登録証 : 東京都教育委員会 平成25年02月12日 |
国 : 東京都 時代 : 現代 昭和42年 1967年 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成25年04月24日 |
銘 : 源喜昭作 昭和二二十二年八月吉日 |
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形状 :
鍛 : 刃文 :
帽子 : 茎 : 鎬造、庵棟、身幅広く、重ねやや厚く、反りつき、元先の幅差つき、中鋒延びごころとなる。 板目よく錬れてつみ、地沸つき、地景入る。 互の目に小互の目丁子風の刃など交じり、総じて焼き高く華やかにして、足入り、匂深く、匂勝ちに小沸つき、処々刃縁に叢沸つき、砂流しかかり、匂口明るい。 小さく乱れて小丸に返り、先掃きかける。 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。 |
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説明 : 塚本小太郎喜昭刀匠は名人:塚本起正の子で「塚本一貫斎喜昭」「塚本小太郎作」などと銘する。昭和14年、笠間一貫斎繁継、昭和15年、塚本一貫斎起正、小沢正寿らに鍛刀の業を学ぶ。作風は、塚本起正ら一門同様に備前伝を得意として作品は少ない。昭和43年9月18日に若くして没す。 本作は、2尺5寸6分(77.6cm)と長寸であり堂々とした体配となり手持ちもズシリと重い。地鉄は、板目がよく錬れてつみ、地沸つき、地景入り、鉄色に潤いが感じられる。刃文は、総じて鎬筋にかかるほどに焼きが高く、互の目に小互の目丁子風の刃など交じり、足入り、匂深く、匂勝ちに小沸つき、処々刃縁に叢沸つき、砂流しかかり、匂口明るいなどの作風をみせ、一分の破綻もなく塚本小太郎喜昭刀匠の技量の高さが窺い知れる。若くして歿してしまったため、作品は多くないが、父である名人:塚本起正に負けずとも劣らぬ同工の代表的作品のひとつと言っても過言ではない。 |
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備考 :
指裏、腰元に鍛えがでています。 |