高級居合刀向 |
No.A00388 |
黒呂色塗鞘打刀拵 銀無垢一重ハバキ |
売 約 済 |
刃長 : 76.9cm (2尺5寸3分半) 反り : 1.8cm (6分) 元幅 : 3.4cm 先幅 : 2.6cm 元重 : 0.75cm 先重 : 0.65cm 刀身重量(裸身) : 1,100g 刀身重量(鞘を払って) : 1.450g |
登録証 : 高知県教育委員会 昭和57年07月06日 |
国 : 高知県 時代 : 現代 昭和57年 1982年 |
鑑定書 : |
銘 : 土州国府住蒼龍子貞行(花押) 昭和五十七壬戌歳葉月日 |
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形状 : 鍛 : 刃文 :
帽子 : 茎 : 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差少なく、反り浅く、大鋒となる。 小板目肌つみ、地沸厚くつき、地景入る。 互の目に、小のたれ・小互の目など交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかる。 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔一。 |
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拵 : 鐔 :
柄 : 縁頭 :
目貫 : 黒呂塗鞘打刀拵 総長 : 110.0cm 窓桐図、変り形、鉄地、地透、毛彫、無銘(現代) 高さ:8.0cm 幅:7.8cm 厚さ:0.5cm 白鮫着、黒糸柄巻。長さ:27.7cm 鉄磨地、無銘 高さ:4.2cm 幅:2.4cm 椿図、素銅容彫 |
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説明 : 蒼龍子貞行は本名を山村融といい、明治42年に生まれ、高知県南国市において担当する。鍛冶の師匠はは初代:川島忠善の門人である山村善貞に学び、新作名刀展おいて数多く受賞する。作風は郷土の名工:左行秀を理想とし、よく錬れた地鉄に、匂深に沸がよくついたものを得意とする。 本作は、2尺5寸3分半(76.9cm)の長寸に、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差少なく、反り浅く、大鋒に結ぶ姿を示し、刀身重量は1,100gあり、頑健となっている。地鉄は、小板目肌つみ、地沸厚くつき、地景入り、刃文は、互の目に、小のたれ・小互の目など交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかるといった出来口を示している。附帯する黒呂塗鞘打刀拵は現代製ながら、丁寧に製作されている。おそらくは、注文主が刀身の製作と同時期に誂えたものと推察される。 |
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備考 :
気になるほどではありませんが、指表の切先に薄錆、中程に鎬地に横ヒケ、指裏の鎬地にヒケなどがあります。 |