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No.A00333 |
朱色塗海老鞘拵 金鍍金一重ハバキ |
売 約 済 |
刃長 : 34.7cm (1尺1寸4分) 反り : 0.8cm (1分半) 元幅 : 3.1cm 元重 : 0.7cm |
登録証 : 千葉県教育委員会 平成11年06月11日 |
国 : 千葉県 時代 : 現代 平成11年 1999年 |
鑑定書 : |
銘 : 安房国成道作 平成十一年六月日 |
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形状 : 鍛 :
刃文 : 帽子 : 茎 : 鎬造、庵棟、身幅広め、重ね厚く、浅く反りつく。 小板目肌、処々柾がかり、地沸つき、地景入る。 浅いのたれ調に互の目・小互の目交じり、足入り、小沸つき、少しく砂流しかかり、刃縁に小さな飛焼風の湯走りを交える。 直ぐに小丸やや尖りごころに返る。 生ぶ、先栗尻、鑢目大筋違、目釘孔一。 |
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拵 : 目貫 : 朱色塗海老鞘拵 総長 : 53.6cm 海老図、赤銅容彫、金色絵 |
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説明 : 石井成道刀匠は、昭和37年千葉県館山市北条に生まれる。昭和62年、拓殖大学を卒業、昭和63年、刀鍛冶になることを志し、館山市安布里に鍛刀場を構えていた千葉県無形文化財保持者:石井昭房師の門を叩くが、高齢であったため、滋賀剣の刀匠:中川泰三師を紹介され弟子入りする。平成5年、文化庁より作刀承認を受け、館山に戻り石井昭房師の鍛刀場を借り作刀活動に入る。平成8年、新作刀展覧会に初出品し入選する。平成9年、自宅に鍛刀場を設け、意欲的に作刀活動に入る。 以後、新作刀展覧会に毎年入選し、平成11年には、努力賞を受賞する。 本作は、堂々とした所謂だんびらの体配に、おおどかなのたれ調に互の目を交えた作風を見せている。附帯する朱色塗海老鞘拵は、鞘尻を海老の尾っぽに見たてた独特な拵えで、目貫にも伊勢海老図をあしらったまことにユニークなものとなっている。 |
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備考 : |