沖芝信重

高級居合刀向

No.A00332

黒呂色塗鞘打刀拵  銀無垢一重ハバキ

      売 約 済

刃長 : 76.8cm  (2尺5寸3分) 反り : 1.2cm  (3分強)

元幅 : 3.3cm 先幅 : 2.5cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

刀身重量(裸身) : 973g  刀身重量(鞘を払って) : 1,273g

登録証

大阪府教育委員会

昭和57年02月09日

: 大阪府

時代 : 現代 昭和56年 1981年

鑑定書

源信重作之(花押)

昭和五十六年師走

形状

刃文

帽子

鎬造、庵棟、身幅広め、重ね厚く、反りわずか、元先の幅差少なく、大鋒となる。

板目、処々柾がかり、肌立ちごころに、地沸つき、地景入る。

直刃調に小互の目交じり、足・葉入り、小沸ややむらにつき、砂流しかかる。

直ぐに小丸に短く返る。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔二。

 

縁頭

 

目貫

金具

黒呂色塗鞘打刀拵 総長 : 109.0cm

三鈷杵図、丸形、鉄地、(鋳物)

高さ:7.6cm 幅:7.6cm 厚さ:0.4cm

白鮫着、皮糸柄巻。長さ:27.4cm

銀鈩地、無銘

高さ:4.1cm 幅:2.3cm

雨龍図、素銅容彫、金色絵

銀鈩地

説明

 沖芝信重刀匠は、沖芝正次の子として代々の刀鍛冶の家に生まれる。元来は堺に住していたが、その後、八尾に移る。初め、父の沖芝正次に師事し13歳より修行を始め、のちに喜多貞弘刀匠に師事する。沖芝刀匠は高度な技術を必要とする隕鉄を材料に鍛錬することでも著名であり、また、刀本来の斬れ味も優れていると定評がある。

 本作は、2尺5寸3分(76.8cm)におよぶ長寸なもので、手持ちがズシリと感じられる。黒呂色塗鞘打刀拵も、居合用につくられたもので、柄前は目釘孔を2つ用いてしっかりと固定している。全体にやや薄錆が見受けられるが試し斬りにはお手頃な一品となっている。

備考

刀身全体の刃先、特に、物打ちから帽子にかけて、細かい点状の薄錆があります。一部は、赤くなってます。

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