橋本元久

 

No.A00329

白鞘  金着太刀ハバキ

     売 約 済

刃長 : 81.8cm  (2尺7寸) 反り : 2.5cm  (8分強)

元幅 : 3.6cm 先幅 : 2.85cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.55cm

登録証

東京都教育委員会

平成09年01月14日

: 愛知県

時代 : 現代 平成8年 1996年

鑑定書

三河国住藤原元久作

平成八年仲春 為古美山道彦氏

形状

刃文

 

帽子

彫物

鎬造、庵棟、身幅広めに、重ね厚く、、寸延びて、先反りつき、中鋒延びる。

板目、処々柾がかり、地沸つき、地景入る。

腰元に短く焼出しごころがあり、その上は、大互の目乱れ、足・葉入り、匂主調に小沸つき、細かに砂流しかかる。

直ぐに小丸に返る。

表裏に二筋樋を丸留する。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔一。

説明

 橋本元久刀匠は、本名を橋本勇男といい、昭和9年に生まれ、愛知県蒲郡市において鍛刀する。幕末の名工:石堂運寿是一よりの名門であり、初代:藤原一則、二代:藤原一則、藤原武則、藤原元久と続いている。昭和25年より父:藤原武則の元で修行し、新作名刀展おいても多数受賞されている。

 本作は、2尺7寸(81.8cm)と長寸にて、身幅広く、反りがつき、鋒が延びた豪壮なる姿を示している。地刃共に健全で楽しめる一振となっている。

備考

橋本元久1
橋本元久2
橋本元久3
橋本元久4

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