安藤広清

 

No.A00327

(附) 刀箱

白鞘  金着二重ハバキ

     売 約 済

刃長 : 71.6cm  (2尺3寸6分) 反り : 1.8cm  (6分)

元幅 : 3.0cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.75cm 先重 : 0.6cm

登録証

岡山県教育委員会

昭和58年05月02日

: 岡山県

時代 : 現代 昭和58年 1983年

鑑定書

作州津山住藤原広清作

昭和五十八癸亥年二月吉祥日

形状

刃文

帽子

彫物

鎬造、庵棟、身幅尋常に、元先の幅差つき、重ね厚く、反りつき、中鋒となる。

板目、処々柾がかり、地沸つき、地景入る。

小互の目に尖り刃・角張る刃など交じり、処々逆がかり、片落ち風となり、足入り、匂勝ち小沸つき、細かに砂流しかかる。

直ぐに小丸に返り、先掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。

説明

 安東広清刀匠は、本名を安藤幸夫といい、昭和22年2月4日に生まれる。昭和47年、小林康宏刀匠に入門し、昭和56年、岡山県津山市に広清日本刀鍛錬道場を開く。昭和57年、新作刀展覧会に初入選、以後、連続して入選する。

 本作は、小互の目を主調に、尖り刃・角張る刃などを交え、処々逆がかり、片落ち互の目風となり、備前伝のなかでも古作-長船景光に倣ったものであろうか。地刃健全にて、研磨などのコンディションも良好となっている。

備考

 

指裏、中程に鍛え割れがあります。

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安藤広清2
安藤広清3
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安藤広清7

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