亀井昭平

高級居合刀向

No.A00302

(附) 黒呂色塗鞘打刀拵

白鞘  金着一重梅鉢家紋入りハバキ

     売 約 済

刃長 : 74.2cm  (2尺4寸5分) 反り : 1.9cm  (6分)

元幅 : 3.35cm 先幅 : 3.0cm 元重 : 0.65cm 先重 : 0.45cm

刀身重量(裸身) : 975g  刀身重量(鞘を払って) : 1,365g

登録証

岐阜県教育委員会

平成04年07月28日

: 岐阜県

時代 : 現代 平成4年 1992年

鑑定書

応大友勘作氏需亀井昭平謹作

平成壬申閏年夏吉日

形状

 

刃文

 

帽子

彫物

鎬造、庵棟、幅広にて、重ね厚く、元先の幅差少なく、長寸にて、反りつき、鋒の大きく延びた豪壮なる姿を呈す。

板目処々柾がかり、肌立ちごころに、地沸つき、地景入る。

のたれに互の目・小互の目交じり、足・葉入り、沸よくつき、処々荒沸となり、砂流しやや長くかかる。

浅くのたれて小丸に返り、先さかんに掃きかける。

表裏に棒樋を丸留めする。

生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。

 

縁頭

 

目貫

黒呂色塗鞘打刀拵 総長 : 105.0cm

貝尽図、竪丸形、鉄地、据紋象嵌色絵、両櫃孔、無銘

高さ:8.5cm 幅:7.9cm 厚さ:0.45cm

白鮫着、御納戸色柄巻。長さ:24.4cm

波図、銀魚子地、高彫、金色絵、平成三年十一月湧川堂如山

高さ:4.35cm 幅:2.45cm

鵺退治図、赤銅容彫、金色絵

説明

 亀井昭平刀匠は、昭和2年に生まれ、岐阜県加茂郡において鍛刀する。岐阜県指定重要無形文化財の丹羽兼延に師事し、新作名刀展おいて多数受賞する。作風は、実用本位の刀剣を製作し、バランスが良く、斬れ味が鋭いと定評がある。

 本作は、身幅広く、元先の幅差少なく、反りがつき、約9cmに及ぶ大鋒の豪壮なる姿となる。幕末期の山浦清麿一門を髣髴させる迫力ある姿に、刃紋は、のたれを主調に互の目を交え、砂流しがやや長くかかり山浦一門のなかでも鈴木正雄あたりをねらったものであろうか。特別注文打ちのため流石に出来が良く、黒呂色塗鞘打刀拵が附帯することも好ましい。

備考

 

部分的に刃先にヒケがあります。

亀井昭平1
亀井昭平2
亀井昭平3
亀井昭平4
亀井昭平5
亀井昭平6
亀井昭平7
亀井昭平8
亀井昭平9
亀井昭平10
亀井昭平11

刀剣や刀の販売なら日本刀販売専門店つるぎの屋のTOPページに戻る