総州古河信重

保存刀剣 NBTHK Hozon Paper

No.A00237

白鞘  金着一重ハバキ

  売約済

刃長 : 29.0cm  (9寸5分強) 反り : 0.4cm  (1分半)

元幅 : 2.45cm 元重 : 0.7cm

登録証

京都府教育委員会

昭和47年11月28日

: 下総国 (千葉県-北部・茨城県-西部)

時代 : 江戸時代後期 元治頃 1864-1865年頃

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

平成15年12月19日

武州江戸住源信重(新々刀)

形状

刃文

 

帽子

鵜首造、庵棟、身幅頃合に、重ね厚く、先反りつき、ややふくら枯れ、姿が良い。

板目に杢交じり、やや流れ、、地沸つく。

大小の互の目を焼き、足入り、匂本位に小沸つき、刃縁肌にからみて、細かな砂流しかかる。

乱れ込み先やや尖りごころに返り、深く焼下げ、総体に掃きかける。

生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり化粧つく、目釘孔一。

説明

 信重は、金井斧三郎と称し、下総国古河藩土井家の刀工で、元治・慶応頃に活躍し、江戸の湯島天神下、また、銘文中にもある様に古河城内にて鍛刀する。銘文中に、「於総州古河城内江府住源信重造之」「金井斧三郎源信重」などがある。作風の多くは柾目鍛えに直刃、小足入りのものが主であるが、本作は、鵜首造に加えて互の目乱れを焼き、出来が優れている。また、保存状態が良好であることも好ましい。

備考

総州古河信重1
総州古河信重2
総州古河信重3
総州古河信重4

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