保存刀剣 NBTHK Hozon Paper |
No.A00234 |
白鞘 銀着一重ハバキ |
\ 200,000 (税込) |
刃長 : 31.9cm (1尺0寸5分半) 反り : なし 元幅 : 2.8cm 元重 : 0.75cm |
登録証 : 静岡県教育委員会 昭和42年09月25日 |
国 : 越中国 (富山県) 時代 : 江戸時代後期 安政頃 1854-1859年 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成23年01月28日 |
銘 : 越中国住成就 (年代安政頃) 於東都作之 |
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形状 : 鍛 : 刃文 : 帽子 : 彫物 : 茎 : 平造、庵棟、身幅尋常に、重ね厚め、無反りとなる。 板目に小杢を交え、総じて柾がかり、やや肌目がたち、地沸つき、地景入る。 互の目を連れて焼き、小互の目・角張る刃・尖り刃などを交じえ、足入り、小沸よくつき、部分的に刃肌にからみ、砂流し幾重にもさかんにかかる。 直ぐに調に丸に返り、先さかんに掃きかける。 生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。 |
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説明 : 越中成就(なりとも)は、銘鑑では「安政。越中。」とのみ記載がある。茎の仕立てが切鑢、銘が草書風、「於東都作之」などの銘振りや、刀身の出来が地鉄が柾がかる点などから勘案すれば水戸の徳勝らに学んだ刀工であろうか。 体配も堂々としており、地刃健全にて楽しめる一振りである。 |
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備考 : わずかに点状の薄錆があります。 |