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No.A00139 |
黒石目地塗鞘打刀拵 銀着一重ハバキ |
売 約 済 |
刃長 : 72.6cm (2尺3寸9分) 反り : 1.0cm (4分) 元幅 : 2.8cm 先幅 : 2.0cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm 刀身重量(裸身) : 842g 刀身重量(鞘を払って) : 1,104g |
登録証 : 神奈川県教育委員会 平成05年05月21日 |
国 : 埼玉県 時代 : 現代 昭和55年 1980年 |
鑑定書 :
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銘 : 竹花一貫斎繁久作 昭和五十五年一月吉日 |
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形状 :
鍛 : 刃文 :
帽子 : 茎 : 鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常に、元先の幅差ややあり、浅く反りつき、中鋒となる寛文新刀をおもわせる刀姿となる。身幅の割に鎬幅広めとなる。 板目つみ、総体に柾がかり、地沸細かにつき、地景入る。 互の目を連れて焼き、足太く入り、匂深く、小沸よくつき、砂流しさかんにかかり、わずかに棟を焼く。 直ぐに小丸に返り、先よく掃きかける。 生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。 |
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拵 : 鐔 :
柄 : 縁頭 : 目貫 : 黒石目地塗鞘打刀拵 総長 : 102.0cm 笹竜胆図、竪丸形、鉄地、肉彫地透、金象嵌色絵、小耳、無銘 高さ:8.5cm 幅:8.3cm 厚さ:0.4cm 白鮫着、黒糸巻。長さ:24.2cm 草花図、四分一石目地、高彫、金色絵 高さ:3.8cm 幅:2.3cm 花菱三ツ巴紋三双図、赤銅地容彫、金色絵 |
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説明 : 竹花繁久刀匠は、昭和24年2月13日に生まれ、本名を竹花久司といい、「一貫斎」と号す。昭和47年、酒井一貫斎繁政刀匠に入門し、鍛刀の技を修行する。昭和53年、文化庁より作刀承認を得る。昭和54年、新作刀展覧会において初入選し、以後、優秀賞・努力賞など多数受賞する。昭和58年、埼玉県比企郡に鍛刀場を開設する。 一門の刀匠は、「一貫斎」と号し、笠間繁継、宮口寿広(靖広)、酒井繁政、塚本起正らの先達がいる。それぞれが各時代の名人として広く知られており、一門の特徴して華やかな丁子乱れを巧みに焼き、刃中の働きが盛んであり、匂口が明るく冴えることが特筆される。また、彫技も得意とし、緻密なる龍図の彫物はまことに美事である。 竹花繁久刀匠の作風は、南北朝時代の名工:備前長船長義に私淑し、延文・貞治頃の大切先となる豪壮な姿に、長義の得意した「相伝備前」の沸強い大乱れな作風を得意とする。また、他の一門の刀匠と同じく彫物も上手である。 本作は、竹花刀匠が作刀を開始し始めたばかりの23歳の作品にて、寛文新刀然とした姿や、互の目を連れて焼いた「数珠刃」となるところから長曽弥虎徹興里をねらったものであろうか。一門の塚本起正などにも虎徹をおもわせるような匂い深な互の目乱れの作品などが見受けられる。茎裏に注文銘が削除した痕跡がわずかに残っており、注文主の要望に応じて作刀したものであろう。反りの浅い割りには拵に入れて素振りをしてみるとバランスがよい。 |
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備考 : 指裏の年紀の横に所持者銘を削除した痕跡があります。 気になるほどではありませんが、刃先に小錆、部分的にヒケがあります。
この商品には白鞘は附帯しません。白鞘をご希望の方は別途ご相談ください。 |