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No. A00128 |
白鞘 金着一重太刀ハバキ |
売約済 |
刃長 : 73.4cm (2尺4寸2分) 反り : 3.1cm (1寸) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.8cm 先重 : 0.5cm |
登録証 : 岐阜県教育委員会 平成05年04月26日 |
国 : 岐阜県 時代 : 現代 平成5年 1993年 |
鑑定書 :
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銘 : 松原秀宗作之 平成癸酉年春吉日 |
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形状 :
鍛 : 刃文 :
帽子 : 彫物 : 茎 : 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚めにて、長寸、且つ反り深く、中鋒詰まりごころの猪首鋒となった鎌倉中期の優美な姿を写している。 小板目肌よくつみ、地沸つき、地景入る。 丁子乱れ、互の目・小互の目など交じり、焼き高く華やかとなり、足よく入り、匂主調に小沸つき、細かに砂流しかかる。 直ぐに、やや大丸風に返る。 表裏に棒樋を掻き通す。 生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。 |
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説明 : 松原秀宗刀匠は、本名を松原龍平といい、昭和5年9月21に生まれる。昭和32年4月、中田兼秀師に入門し、8年間修業する。昭和45年8月10日、作刀承認を受け、13代川島正秀師より刀匠銘「秀宗」を受銘する。岐阜県関市関口町。作意:正宗・志津。 この刀は、身幅やや広く、腰反りが深くつき、中鋒詰まりごころの猪首風の姿に、刃文は華やかな丁子乱れを焼き、足よく入り、匂主調に小沸がつき、細かに砂流しがかかっている。刀剣の黄金時代といわれる鎌倉中期の備前物、就中、福岡一文字派の華やかな丁子乱れを写し成功している。これほど焼刃が高く、出入りのある刃文にもかかわらず破綻が無く、同工の技倆の高さが窺い知れる。 |
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備考 :
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