特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper |
No. A00035 |
(附) こげ茶色石目地塗鞘小サ刀拵 (川越拵) 白鞘 素銅一重川越ハバキ |
売 約 済 |
国 : 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部) 時代 : 江戸時代後期 安政4年 1857年 |
登録証 : 群馬県教育委員会 昭和29年09月30日 |
国 : 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部) 時代 : 江戸時代後期 安政4年 1857年 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 平成16年08月13日 |
銘 : 藤枝英義作 安政四年八月日 |
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形状 : 鍛 : 刃文 :
帽子 : 平造、幅広にて重ね厚く、身幅に比して、寸詰まる。三ツ棟。 小板目肌つみ、地沸やや厚くつき、地景入る。 のたれに互の目交じり、小足入り、小沸よくつき、焼頭に湯走り・二重刃風交え、砂流しかかる。 焼深く、先大丸にて、深く返り、細かに掃きかける。 |
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説明 : 藤枝太郎英義は玉麟子英一の子。細川正義門という。川越藩工。 その作風は、師の正義同様に華やかな備前伝ものと沸のよくついた相州伝のものがある。 本作は、その後者であり、作風や体配から、包丁正宗をねらった英義の会心作。
拵に付帯する小柄の小刀には、「以墨利堅之銕英義試之」と同工の銘があり、短刀・小刀共に藤枝太郎英義の作品。 短刀・小刀・拵・ハバキが全て制作当時のものであることも貴重といえる。 川越藩士による特別な注文のものかと思量される。 |
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備考 : 最上研磨済。 |