商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
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刀 (金象嵌銘) 則重 (古刀最上作) Katana [Saeki Norishige]
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第28回特別重要刀剣 NBTHK Tokubetsu Jyuyo Paper No.28
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No. F00666
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白鞘 本間薫山先生鞘書
金着二重鎺 |
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刃長 : 72.4cm(2尺3寸8分) 反り : 2.0cm(6分半) 元幅 : 2.9cm 先幅 : 2.05cm 元重 : 0.65cm 先重 : 0.45cm |
登録証: 神奈川県教育委員会昭和52年5月11日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別重要刀剣指定書 令和6年 |
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本間薫山先生鞘書 「佐伯則重 大磨上 刃長二尺三寸八分 昭和丙辰年葉月 薫山(花押)」 月山貞一先生鞘書 「金鏤 太阿 月山源貞一(花押)」 |
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説明: 「古今銘尽」等江戸期の刀剣書は、則重を正宗十哲の一人として挙げているが、太刀や短刀の姿形、及び制作年紀に正和や元応が見られることなどからすれば、室町時代の刀剣書に述べられている新藤五国光門下説を認めるのが妥当と思われ、正宗とは相弟子とみるべきであろう。則重の作風は、相州上工中正宗に近似するが、彼は正宗以上に沸の変化を露に表現したものが多く、鍛えは一段とおお模様に肌立ち、いわゆる「松皮肌」と称される同工特有の肌合をみせるところに特色がある。 この刀は、身幅がやや広く、反り深くつき、中鋒が少しく延びごころとなった体配を見せ、鍛えは板目に大板目・杢が交じり、肌目が大模様に肌立った、上述の如くの松皮肌状を呈し、地沸を厚く敷いて、太い地景が頻りに入り、かねに黒みが看取され、やや濁る感があり、刃文は小のたれを基調に互の目・小乱れ・小互の目等が交じり、匂深で、沸が厚くつき、金筋・砂流しがかかり、匂口が沈みごころとなるなど、地刃の様相に則重の特色が顕然であり、いかにも則重と鑑せられるものである。刃中金筋等の働きの目立った一口で、同工極めの中でも出色の出来映えを示している。肉置きが豊かで、健体であることも好ましい。 極めの金象嵌銘は重要無形文化財保持者(人間国宝)の月山貞一刀匠の手により施されている。
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備考: 中古刀 最上作
第28回特別重要刀剣指定品(第24回重要刀剣指定品) |