商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
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脇指 彫同作龍泉入道貞次(花押) 水口義誉還暦之秋(人間国宝) Wakizashi [Takahashi Ryuoshi Sadatsugu]
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特別保存刀剣
重要無形文化財保持者 (人間国宝) NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. F00258
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白鞘 金着二重ハバキ | |||||||||||||
刃長 : 40.8cm (1尺3寸4分半) 反り : 0.6cm (1分強) 元幅 : 3.7cm 元重 : 0.9cm |
登録証: 愛媛県教育委員会昭和33年06月16日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 昭和63年12月05日 |
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説明: 高橋貞次刀匠は、昭和35年4月14日に生まれ、本名を金市といい、龍王子と号し、兄に高橋義宗がいる。大正6年、大阪の月山貞一の門人に入り、昭和9年4月、中央刀剣会の養成工に採用される。昭和12年6月、成業して郷里の愛媛県西条において鍛刀し、彫刻の工夫に専念する。昭和30年、刀工として初めて国の「重要無形文化財保持者(人間国宝)」に認定される。 本作は、身幅広く、重ねが厚く、寸の伸びたいわゆる段平な造り込みで、地鉄は、月山一門らしいよく錬れた強い鍛えに、刃文は、小湾れを主調に互の目を交え、沸厚くつき、金筋・砂流しがかかった相州伝の作風となっている。高橋刀匠が最も得意とした彫物を表には草の倶利伽羅を、裏には、梵字、護摩箸、略爪を肉彫にて施している。大柄な体配に草の倶利伽羅の彫物が施され、地刃の相州伝の激しい作風とも相俟って迫力に富んだ作品となっている。 注文主の「水口義誉」氏については、地元である愛媛県における温泉開発の技術者としてその名がみられる。 |
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備考: 昭和32年 重要無形文化財保持者に認定。(人間国宝)
全体に細かいヒケがみられます。 |