商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
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大小 (刀)肥前国住武蔵大掾忠広 寛永三年二月吉日 Daisho [Musashidaijo Tadahiro]
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第59回重要刀剣
特別保存刀装具 NBTHK Jyuyo Paper
NBTHK Tokubetsu Hozon Paper |
No. F00253
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(附) 黒呂色塗鞘大小拵
白鞘 金着二重ハバキ |
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(大) 刃長 : 69.9cm (2尺3寸) 反り : 2.3cm (7分半) 元幅 : 3.1cm 先幅 : 2.3m (小) 刃長 : 45.4cm (1尺5寸) 反り : 1.2cm (4分) 元幅 : 3.0cm 先幅 : 2.1cm |
登録証: (大)東京都教育委員会平成20年05月20日 (小)東京都教育委員会 平成20年05月20日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会重要刀剣指定書 平成25年10月11日 特別保存刀装鑑定書 平成26年01年17日 |
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(大)
(小)
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説明: 初代忠吉は、橋本新左衛門と称し、肥前鍋島藩の抱え工で、慶長元年藩命により一門の宗長と共に京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀を、宗長は彫技を学んだ。同3年に帰国して佐賀城下に住し、藩の庇護のもとに一門は大いに栄えた。元和10年、再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠広と改めた、同時に源姓から藤原姓に替え、寛永9年8月15日に没している。また初代忠吉は、制作年代によって、銘字の書体に変遷があり、銘文も種々変わるが、肥前国忠吉と五字銘にきる「五字忠吉銘」、肥前国住人忠吉作と八字銘にきる「住人忠吉銘」、そして武蔵大掾忠広銘とおおよそ三様に大別される。 本作は武蔵大掾忠広の大小であり、寛永三年紀が刻まれている。作意の高さとともに、大小で伝わっていることも貴重である。 作風は、鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、刃文はやや幅広の直刃が極く浅くのたれ、小互の目・小丁子ごころが交じり、足がよく入り、葉を交え、匂深で、小沸がよくつき、細かに金筋がかかり、帽子は直ぐに小丸に返るなどの出来口を見せ、上記の作域から、古作の来国光を髣髴とさせるものがある。刃中の足・葉の働きが豊富で、小沸がよくつき、とりわけ地刃の冴えが抜群であり、この時期の同作中でも優れた出来映えを示した一口で、加えて健体であることも好ましい。付帯する黒呂色塗鞘大小拵も作品の格調をより高いものとしている。 |
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備考: 新刀最上作 最上大業物 |