商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
|||||||||||||||||
刀 肥前国忠吉 (金象嵌) 万治元年戌九月三日 二ツ胴截断 Katana [Hizen Tadayoshi 1st , Kinzogan Setsudanmei]
|
|||||||||||||||||
第33回重要刀剣 NBTHK Jyuyo Paper No.33
|
No. F00185
|
||||||||||||||||
(附) 朱棕櫚塗鞘肥後打刀拵
白鞘 金着二重ハバキ 今村押形 所載 |
|||||||||||||||||
刃長 : 69.0cm (尺寸分) 反り : 1.1cm (分) 元幅 : 3.0cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.6cm 先重 : 0.5cm |
登録証: 福島県教育委員会昭和45年07月15日 |
||||||||||||||||
|
鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会重要刀剣鑑定書 昭和62年03月25日 |
||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
説明: 初代忠吉は、橋本新左衛門と称し、肥前鍋島藩抱え工であり、慶長元年藩命により一門の宗長と共に京の埋忠明寿の門に学び、忠吉は鍛刀、宗長は彫技を学んだ。同三年帰国し、佐賀城下に住し、藩の庇護のもとに大いに繁栄した。元和10年、再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠広と改めた。寛永9年8月に61歳で歿したといわれる。 本刀は、身幅広く、元先の幅差少なく、反りの浅い、大鋒の体配で慶長新刀という時代色をよく示している。作風は直刃調に浅くのたれ刃を焼いて、足・葉が入り、小沸がよくつくなど初代忠吉の特色を示して出来がよい。年紀はないが銘振りから鑑て、おそくら慶長20年前後の作であろう。 |
|||||||||||||||||
備考: 新刀 最上作。 最上大業物。 |