商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
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三所物 後藤通乗光寿(11代) Mitokoromono [Goto Tsujyo Mitsutoshi] (11generations)
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第50回重要刀装具 NBTHK Jyuyo Paper No.50
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No. F00020
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桐箱
蜂須賀家伝来 |
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小柄 長さ : 9.6cm 幅 : 1.5cm 笄 長さ : 21.1cm 肩幅 : 1.25cm |
登録証: |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会重要刀装具指定書 平成16年10月15日 |
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説明: 後藤通常光寿は、後藤太郎右衛門家の仙乗光晴の三男で、宗家七代顕乗の孫にあたる。宗家十代の廉乗の嫡男である光嘉が若くして病没したので、廉乗の娘と娶らされて養子となり、元禄十年、廉乗の隠居にともない宗家十一代目を相続した。 後藤宗家は廉乗の時、京都から江戸に移って定住するが、通乗光寿の時代は、元禄という世風に応じて台頭してきた町彫の影響を受け、家彫の伝統の上に新風を加味して時代の要求に応えている。
この三所物の小柄・笄は、秋草に金・銀色絵を施し、月は銀色絵であり、秋の夜長の静寂感を見事に出している。表目貫は金色絵、裏目貫には銀色絵を施し、色絵使いを上手に分けて巧みに容彫にしている。打ち出しは厚めで値と四ツ金が丁寧に入った目貫である。 この構図には通乗独自のものが見られ、左・右に広がる図取は通乗によって初めて試みられたもので、伝統の家彫に町彫風を加味した爽やかな作品である。 後藤家の格調の高さをよく示している。 |
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備考: |