商品詳細

紺糸威肩白紅段威腹巻 附 背板・広袖付

Haramaki
No. E00013

胴高 : 54.0cm

袖高さ : 34.0cm  袖幅 : 31.0cm

登録証:

国:
時代: 室町時代後期
(江戸時代末期-明治時代に修復)

鑑定書:

銘: (無銘)

説明:

胴は前立挙二段、後立挙二段、長袖四段、草摺台は七間五段下がりとなる。黒漆塗り、本小札胴のみ、鉄革一枚交ぜで、上三段を白、紅白で威し以下は紺糸で威す。耳糸・畦目は啄木打、菱縫は紅糸である。高紐、胴締緒は丸源氏打、緒所は紅の八ツ組である。鉄具廻りは鍍金の覆輪をめぐらし小桜鋲で止め、紅五星韋に獅子に牡丹の絵韋を三色の色糸を伏組縫いとする。八双金具は入八双唐草透し彫りで奈良菊鋲をニ箇宛打っている。鞐等も鍍金を施す。袖は胴に同じ仕立で折冠で六段下りの広袖を用いる。広袖裏には鹿燻韋の袖摺韋を両袖に付く。背板も胴に同じ仕立で中央に台座金豊(金偏に豊)を付け紅の大総角を用いる。胴・背板・肩上の裏は漆塗り韋包みで足掻止めはせず古様である。胴・草摺の小袖は古い時代の物を用い。総体的に現状の破損も無く室町後期の作風がよく出ている腹巻である。江戸時代末期から明治にかけての大修理が入ってはいるが良い作である。

備考:

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