商品詳細
鉄扇 大和住月山貞利(花押) Gassan Sadatoshi
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無鑑査 Mukansa
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No. E00011
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共箱 - 月山貞利筆 | 165,000 | ||||
全長 : 30.2cm 横幅 : 2.8cm 厚さ : 1.0cm 重さ : 570g |
登録証: |
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鑑定書: |
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説明: 鉄扇は扇子の一種であるが、通常の扇子が骨の材質に木や竹を用いるのに対し、鉄を用いる点が大きな違いとなっている。骨のみが鉄製で紙や布などを張ったもの、鉄の短冊を重ねたもの、また、扇子の形を模しただけで実際には開かないものがある。古来より武術のひとつにあり、護身用の武器、鍛錬用などとしても使用された。新選組の初代筆頭局長である芹沢鴨は、常に「盡忠報國の士、芹澤鴨」と刻まれた鉄扇を手にしていたという。また、西郷隆盛は鉄扇仕込みの外装に村正の短刀を忍ばせていたなどの逸話がある。 本作は、現代を代表する刀工のひとりである月山貞利刀匠の手による鉄扇である。よく鍛えられた良質な鋼を用い、真っ直と通った柾目の鍛えが美しい。流暢にしたためられた「和魂」の文字が陰刻され鏨がよく効いている。 |
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備考: 無鑑査 奈良県無形文化財保持者
月山貞利自筆の共箱が附帯している。 「鐵扇 壱本」 「和魂 令和三年八月吉日 大和住月山貞利造(花押)(落款)」 |