商品詳細
鐔 貞永作 Tsuba [Hazama Teiei]
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特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. B00176
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桐箱 | |||||
竪長さ : 8.0cm 横長さ : 7.3cm 耳の厚さ : 0.5cm |
画題: 枝梅采配幔幕図 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀装具鑑定書 平成29年5月10日 |
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説明: 伊勢国亀山地方で元禄頃から、鉄地、稀に素銅地に砂張(さはり)象嵌と称する一種の合金(銅・錫・鉛)をもって象嵌を施した鐔が製作され、銘は「間(はざま)」一字を鐫るものと、国友貞栄または正栄などと個銘をきるものがある。国友はもと近江の鉄砲鍛冶であったが、貞栄が亀山の地に移ってから火縄銃の象嵌を鐔に試みたといわれている。 貞栄は間鐔の代表的な鐔工であり、元禄・享保の頃に伊勢国亀山に移住し「サハリ」という銅と錫と亜鉛を加えたものを鉄地の鐔に象嵌を施し、独自の作風を確立した。この技法は元来、火縄銃の銃身の象嵌技法を取り入れたもので、「貞栄」意外にこの一派には「間」のみ銘のあるものをまま見るが、「正栄作」「国友正幸」と切ったものがあるというが殆どみられない。なお貞栄には「城州於淀」「於総州佐倉」ときったものもある。 裏面の左右に画面一杯に枝梅を描いている。各々1輪の満開の梅花を大きく表現し蕾の花は小さい。裏面の上部には大きく拡げられた采配を、下半は幔幕をやや黒みを帯びた砂張象嵌で仕上げている。裏面の右側に「貞栄作」と堂々と銘がある。この鐔は「貞栄作」としては図柄といい保存状態も良く入念作といえる。 |
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備考: |