商品詳細
脇指 和泉守藤原国貞 (新刀上作)(大業物) Wakizashi [Izuminokami Kunisada]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00628
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(附) うるみ塗鞘脇指拵
白鞘 銀着一重時代鎺 |
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刃長 : 45.0cm(1尺4寸3分半) 反り : 1.5cm(4分強) 元幅 : 2.9cm 元重 : 0.5cm |
登録証: 山形教育委員会昭和35年5月18日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 平成15年4月7日 |
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説明: 初代和泉守国貞(親国貞)は日向に生まれ、のち上洛して堀川国広に学ぶというが、その初期の銘振りや作風などから鑑て、実際は門下の先輩格である越後守国儔から指導を受けたものと思われる。慶長19年、国広が歿した時、彼は25歳の若さであった。その後、同門の初代河内守国助と共に大坂に移住し、元和元年、和泉守を受領した。晩年は入道して道和と称したと伝え、慶安5年63歳で歿した。 この脇指は、形状は、菖蒲造、庵棟、身幅・重ね尋常に、反りつく。鍛えは、板目、杢交じり、処々柾がかり、肌立ちごころに、地沸厚くつき、地景入る。刃文は、直ぐに焼出し、その上はのたれ調に焼頭の揃った互の目を焼き、小互の目・尖り刃・小丁子風の刃など交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、やや叢となり、砂流しかかり、帽子は、直ぐに小丸に返り、先掃きかける。慶長から元和・寛永頃にかけては本作のような菖蒲造といったやや異色の造り込みもまま見受けられる。うるみ塗鞘脇指拵が附帯することも好ましい。 |
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備考: 新刀 上作 大業物
古研ぎのため、部分的にヒケや錆跡などがみられます。 |