商品詳細
刀 一 出羽守行広(初代) (新刀上作) Katana [Dewanokami Yukihiro 1st]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00617
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(附)黒石目地塗鞘腰焦茶色印籠刻鞘肥後拵
白鞘 金着二重鎺 |
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刃長 : 60.6cm(2尺) 反り : 1.7cm(5分強) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.75cm 先重 : 0.5cm |
登録証: 奈良県教育委員会昭和32年1月26日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 令和3年2月25日 |
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説明: 初代行広は橋本吉信の次男として、元和3年に生まれ、通称を九朗兵衛といい、兄に河内大掾正広がいる。正保5年、出羽大掾を受領し、その後、寛文3年に出羽守に転任している。慶安3年、長崎に赴き阿蘭陀鍛冶久次および薬師寺種永について阿蘭陀鍛えを学ぶといい、以後「阿蘭陀鍛作」の添銘をしたものが多く見られる。天和2年、66歳で没している。 この刀は、小板目肌がよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入った鍛えに、刃文は丁子乱れに互の目・角張る刃・頭の丸い互の目・矢筈風の刃などを交え、足が長くよく入り、匂一段と深く、沸が厚くつき、総体に砂流しが長くかかり、金筋がよく入るなどの出来口をあらわしている。常にも増して一段と華やかで、焼きが高く変化に富んでおり、一際深い匂口に、厚く沸づいて豪快な態を見せている。初代行広の本領が遺憾なく発揮された出色の出来栄えで、覇気に溢れている。 黒石目地塗鞘腰焦茶色印籠刻鞘肥後拵の製作は現代製ながら入念となり、目貫以外は江戸期の肥後金物を使用しており、目貫は現代製ながら金無垢地と豪華なものとなっている。 |
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備考: 新刀 上作
古研ぎのため、細かなヒケや刃先にわずかに薄錆がみられます。 |