商品詳細
太刀 武蔵住国家作(吉原国家) 平成五年春吉日 (無鑑査) Tachi [Yoshihara Kuniie 3rd]
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無鑑査
平成五年新作名刀展 無鑑査出品作品 Mukansa
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No. A00549
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白鞘 金着太刀鎺 | |||||||||||||
刃長 : 74.8cm(2尺4寸7分) 反り : 3.0cm(1寸) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.8cm 先重 : 0.6cm
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登録証: 東京都教育委員会平成5年9月14日 |
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鑑定書: |
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説明: 吉原国家刀匠は、本名を荘二といい、昭和20年2月17日に吉原将博(二代国家)の次男として生まれる。祖父に初代:国家(勝吉)、父に二代、国家(将博)、兄に義人がいる。刀匠銘をはじめ賀陽宮恒憲殿下の「恒」と祖父:国家の「家」の字をより「恒家」(昭和45年)と名乗り、後に祖父:初代国家と同じく「国家」(昭和57年)を名乗る。昭和32年、12歳の時より祖父の初代:国家の手伝いを始め、昭和38年より本格的に修行を始め、23才の頃まで10年以上にわたり修行する。昭和40年、製作承認許可を受ける。昭和41年、新作名刀展に初出品し努力賞を受賞、昭和46年より56年まで特賞を11年にわたり連続して受賞し、昭和57年(1982)、37歳の時に無鑑査に認定される。平成15年、映画「ラストサムライ」に刀鍛冶役として出演する。平成20年、東京都指定無形文化財に認定される。 本作は、吉原国家刀匠による福岡一文字写しの優品で、平成5年(1993)、新作名刀展における無鑑査出品作品となっている。身幅が広く、重ねがあり、手持ちもがズシリと重く健全であり、反りが高く、鋒が猪首風となった鎌倉中期の豪壮な太刀姿となる。刃文は、房の大きな丁子乱れを焼き、重花調なり、鎬筋にかかるほどに高く、出入りがあり、姿の豪壮さとも相まってより一層の迫力のあるものとなっている。福岡一文字の華やかな丁字乱れを彷彿とさせる優品で、重花丁子を破綻無く焼きあげており吉原国家刀匠の技倆の高さが窺い知れ、かつ地刃が明るく冴えていることが特筆される。 |
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備考: 無鑑査
佩裏の指表に僅かに薄錆がみられます |