商品詳細
刀 湧水心貞吉貞人合作(榎本貞吉・貞人) 平成九年十一月日 (無鑑査)
Katana [Enomoto Sadayoshi and Sadahito]
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無鑑査 Mukansa
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No. A00520
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白鞘 銀無垢一重鎺 | |||||||||||||
刃長 : 76.2cm(2尺5寸) 反り : 2.2cm(7分) 元幅 : 3.25cm 元重 : 0.75cm
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登録証: 静岡県教育委員会平成9年11月14日 |
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鑑定書: |
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無鑑査 |
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説明: 榎本貞吉刀匠は、本名を榎本貞市といい、明治41年に徳島県生まれ、昭和3年、大阪の月山貞勝に師事する。昭和18年、静岡県三島市に移住し、清らかな水が豊かに湧き出す同地に由来するものであろうか「湧水子」、晩年には「湧水心」と号す。新作名刀展において数多くの入選を経て、平成8年に無鑑査に認定される。名工揃いの月山貞勝門においても人間国宝の高橋貞次、月山貞一とは同門であり、鍛えの名人としてその評価が高く、高橋貞次とは、「彫りの貞次、鍛えの貞吉」と並び称された。平成12年、92歳で歿している。作風は、師である月山貞吉の綾杉肌をよく継承し、地鉄のよく錬れた、沸の強い相州伝を得意とする。 本作は、平造ながら2尺5寸(76.2cm)と長寸の榎本貞吉・貞人父子合作の刀となっている。長寸の平造の姿形に、鍛えは、大板目がよく錬れて、杢が交じり、地沸つき、地景よく入る。刃文は、浅いのたれを主調に、互の目交じり、足入り、小沸つき、金筋・砂流しかかり刃中よく働く。また、表には、素剣に蓮台、裏:梵字に護摩箸を大きく肉彫しているが、こちらも入念な彫技にて作品とよく調和している。相州伝のなかでも古作:彦四郎貞宗をねらったものであろうか。 |
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備考: 無鑑査 |