商品詳細
刀 於千曲川辺 信州住次平作之(高橋次平) 昭和六十年八月吉日(無鑑査) Katana [Takahashi Tsuguhira]
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無鑑査 Mukansa
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No. A00505
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白鞘 金着二重鎺 | |||||||||||||
刃長 : 78.1cm(2尺5寸7分半) 反り : 2.1cm(7分強) 元幅 : 3.3cm 先幅 : 2.5cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm
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登録証: 東京都教育委員会平成30年2月17日 |
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鑑定書: |
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説明: 高橋次平刀匠は、昭和2年、長野県坂城町に生まれ、本名を次男という。戦後間もない昭和22年、人間国宝:宮入昭平(行平)刀匠の門人となり、昭和44年に独立するまでの20年以上の長きにわたり師に仕え、その仕事を支え、また、後進の育成にあたった。まさに、宮入昭平刀匠の一番弟子であり、師の作風、いわゆる宮入風を最も強く引き継いだ刀匠である。平成元年、無鑑査に認定され、平成2年、長野県無形文化財保持者となる。平成8年、69歳にて没す。弟子に松田次泰氏がいる。 本作は、58歳の作品にして、形状は、鎬造、三ツ棟、身幅広めに、重ね厚く、2尺5寸7分半(78.1cm)と長寸にて、先反りつき、中鋒延びごころの豪壮なる姿となる。地鉄は、板目よく錬れてつみ、地沸微塵につき、地景細かに入り、かね冴える。刃文は、のたれに互の目・小互の目交じり、乱れ、足入り、匂い深く、沸厚くよくつき、砂流しかかり、匂口明るく冴えるといった優れた出来口を示している。 刃沸が強くよくつき、湾れ調に大小の互の目を交えた相伝備前の作風にて南北朝時代の備前長義に私淑したものであろうか。高橋次平刀匠の真骨頂である地刃の冴えを十分に表した優品である。 |
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備考: 無鑑査 |