商品詳細
脇指 岩井歓司信連造 安政六年二月日 Wakizashi [Iwai Nobutsura]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00448
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白鞘 金着二重鎺 | |||||||||||||
刃長 : 53.2cm (1尺7寸5分半) 反り : 1.6cm (5分) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.7cm 元重 : 0.6cm 先重 : 0.5cm
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登録証: 岡山県教育委員会昭和52年06月02日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 平成20年01月28日 |
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説明: 岩井信連は、名を歓司といい栗原信秀の数少ない弟子の一人で、高い技量を持った刀工であったが一般に作品が少ないのは、多く師の手伝いに任じていたためであろう。製作年紀は文久3年春に始まり、慶応4年の作が確認されており、明治年紀のものは未見であるが、おそらく存在するものと推察される。信連の出身は不明であるが大坂に縁故があったと思われ、栗原信秀が元治元年8月頃、幕命により大坂に移った折にも、信連が同行しそのまま大坂にとどまっている。 この脇指は、鎬造に姿形に、身幅広めに元先の幅差少なく、鎬幅が心持ちに狭くなり、鎬筋が高く、棟にかけて肉を落とし、また、ふくら辺がやや枯れた鋭いものとなり、山浦一門の清麿、栗原信秀にもよく見受けられる姿をしめしている。地鉄は、板目が総体に柾がかった強い鍛えとなり、刃文は、互の目乱れ、総じて角がかり、小互の目交じり、足長く入り、匂本位に、小沸つき、金筋・砂流しかかり、匂口冴える、といった師:信秀を彷彿とさせる優れた出来映えを示している。指表の腰元に刻された昇竜は鏨が良く効いており、龍の頭を真上からみる独特なる構図は師:信秀と同様であり、信連の彫技が巧みであったことをよく示している。 |
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備考: 新々刀 中上作
ハバキ元などにわずかに薄錆がみられます。 細かいヒケがみられます。 |