商品詳細
刀 伊豆国住貞義作(榎本竜義) Katana [Enomoto Tatsuyoshi]
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高級居合刀向
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No. A00422
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(附) 黒呂色塗鞘天正拵
白鞘 金着二重ハバキ |
750,000 | ||||||||||||
刃長 : 71.3cm (2尺3寸4分半) 反り : 2.2cm (7分弱) 元幅 : 3.3cm 先幅 : 2.6cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.3cm 刀身重量(裸身) : 760g 刀身重量(鞘を払って) :1,060,g |
登録証: 静岡県教育委員会平成03年10月16日 |
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鑑定書: |
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説明: 榎本貞義刀匠は、本名を栄市郎といい、昭和26年に生まれる。月山貞勝の高弟の一人である父:榎本湧水子貞吉氏に鍛刀の技を学び、静岡県三島市で作刀する。初め貞義、後に竜義と銘し、弟に貞人がいる。湧水子貞吉氏は当代きっての名人といわれ、月山門下ということもありその地鉄は強いものとなり、相州上工をねらった沸づき刃中よく働いたものとなる。榎本刀匠の鍛えも一見すると小板目がつんではいるものの、よく錬れた強い鍛えでとなる。 この刀は、姿形は大板目、大杢交じり、地沸厚くつき、地景細かによく入り、刃文は、小のたれ調に互の目・小互の目交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかるといった出来口をしてしていて、相州上工のなかでも貞宗に私淑したものではなかろうか。 |
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備考: 古研ぎの為、わずかに小錆・ヒケ・鞘あたりがあります。 白鞘の鯉口に割れがみられます。 |