商品詳細
短刀 助光 (伝島田) Tanto [Shimada Sukemitsu]
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保存刀剣 NBTHK Hozon Paper
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No. A00245
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白鞘 金着一重鎺 | |||||||||||||
刃長 : 22.8cm (7寸5分) 反り : わずか 元幅 : 2.2cm |
登録証: 東京都教育委員会昭和44年07月31日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会保存刀剣鑑定書 平成23年02月25日 |
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説明: 両刃の短刀は、戦国時代に最も多く見られ、わずかに新々刀期に写しものとして見られる作である。古くは文明頃より見られ、この頃の両刃の寸法は5寸前後と極めて短い。時代が下るにつれ寸法も長くなり、天正頃になると9寸前後のものも見られる。この短刀は天文頃と鑑せられる。また、両刃の短刀はとりわけ末備前が最も多く、関物にも見られ、両者の違いは末備前は重ねが厚めである。他にも全国の末古刀の刀工達にもわずかにみられる。 本作の助光は伝島田と極めれてられ、銘鑑では島田義助門に天文頃の刀工がいる。しかし、私見では、銘鑑にはみられないが、薬王寺一派の助光の可能性がある。この一派には助良・助吉・助次・助長など「助」の字がつく刀工が多く見られ、鑢目が特長的である。ともあれ、この短刀は戦国期の作品であることは間違いなく、存分に楽しめる一口である。 |
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備考: 古研の為、わずかに小錆・ヒケがみられます。 |
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