商品詳細
大刀剣市 カタログ掲載品 |
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刀 相州広正 文明九年(末古刀上々作) Katana [Soshu Hiromasa]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00149
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白鞘 本間薫山先生鞘書 金着二重ハバキ
鑑刀日々抄所載 |
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刃長 : 66.0cm (2尺1寸8分) 反り : 2.0cm (6分強) 元幅 : 2.9cm 先幅 : 2.1cm 元重 : 0.65cm 先重 : 0.45cm |
登録証: 東京都教育委員会昭和37年01月11日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 平成19年07月03日 |
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説明: 相州広正は、広光の一族といわれ、南北朝時代より室町時代中期にかけて同名が数代いると考えられ、文安・宝徳・長禄・文明頃の刀工が主に活躍した広正である。 直刃の刃文であるが、相州物の本流は、新藤五国光にはじまり、新藤五国広、行光、広光、正広、広正などの刀工には、直刃の作例があり、これが本流の証であるとの説がある。 本作は、健全であるばかりでなく、地鉄には地景がよく入り、刃文も直刃によく小沸がつき、金筋・砂流しなどの働きはさすがであり、「沸と地景と金筋」といわれる相州物の魅力を充分に発揮している。加えて、鏨の効いた相州彫による草の倶利伽羅も見応えがある。且つ、文明九年紀の製作年紀も貴重といえ、月日を省略し年のみを切るのも秋広より始まる相州物の特徴のひとつである。 |
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備考: 末古刀 上作。 気になるほどではありませんが、指表:ハバキ元、指裏:中程にわずかに小傷があります。
本間薫山先生鞘書 「相模国広正 文明九 刃長二尺一寸八分 昭和辛亥卯月 薫山誌(花押)」
鑑刀日々抄所載 「昭和46年4月21日 刀 銘 広正 文明九年 刃長2.18尺、孔2ヶ。末相州物には少ない直刃でよく沸づき、ほつれ・砂流し多く、帽子に掃掛かかるなどして大和物に紛れるが、さすがに金筋目立ち、鍛が板目やや肌立ち地景入り地沸つく。表裏に棒樋があり、その下表に草倶利伽羅、裏に梵字と蓮台があって倶利伽羅の様相に末相州風があり、三つ棟もこの国振を示している。船形の比較的に短い茎と丸棟にも末相州の見どころがある。」 |